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┗134933.シゾクナ・フォース

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1:レクイエムУ灯黎◆BAeyNoo8tvSS
01/27 23:51

能力を極める為訪れた学園で始まる学園生活。平凡な日々に潜む過去とは…?
学園バトル小説。

【目次】
OP >>2 #1 >>3-16
#2 >>17-27 #3 >>28-44
#4 >>45-57 #5 >>58-64
#7 >>65-74 #8 >>75-84
#9 >>85-99 #10 >>100-112
#11以降 >>113

一気見 >>2-
断片 >>41-42

【感想はこちら】
MiiverseNEO

【傀儡平行世界】
彼の平凡な日常の裏で上がった1つの幕…
MiiverseNEO

何か本文複重ミスが多発してる最近

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181:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/19 17:16

「それで、場所は保健室だよね!」

話を戻し、一人先行しようとしたアインだが、ぴたりと足が止まる。

「どうした飛館」
「…どこだっけ、保健室?」

保健室とは無関係にありそうな少女は、ミコトに誤魔化しの笑顔で聞いた。

「…こっちだ」

呆れながらも先行するミコトを、二人は追いかけて食堂を立ち去った。

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182:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/19 17:37

ガラガラ…

『保健室』と書かれた板が、壁にかけられている。その隣にある扉を音を立てぬ様開いた。

「…葉民君、起きてない… のかな」

持って来たおぼんをテーブルの上に起き、心配そうにカーテンのかけられた場所を見る。
やはり、そこから物音はなく、静かに眠りの中にいるんだろう。

「葉民君は重体なの?」
「いや… 外傷はない」
「では、今は寝ているだけって事か」
「…そのはずだ」

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183:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/19 17:43

と、応じながら、自分の持って来たもう一つのおぼんをアインが置いたおぼんのすぐ横に起き、椅子に座る。

「いただきます」
「えっ、食事?」

一瞬驚いたが、その理由はすぐに理解出来た。

「あ、そっか、さっき二つ持ってこうとしてたもんね… やっぱり心配なんだね。」
「別に心配はしていない」

合わせた手を離し、箸を手に取ると、彼は目を細めた。

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184:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/19 17:52

「え?」

「気がかりなだけだ」

表情変えず口に白米を放り込むミコトを見、アインの口角はぐいっと上に上がる。

「…素直じゃないのー。」
「…」
「それが『心配』って事でしょ?はっきり言えばいいのにー。」

真面目な雰囲気なミコトと反対に、笑みを抑えながら、アインは隣に座った。

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185:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/19 21:56

「…悪いが俺はそんなタイプじゃない」
「ふふふ。そうだと思うけどさー…」

少し盛り上がって来た所を制する様に、レイガの声がアインの声と被さった。

「アイン。静かにしないと、葉民君が起きてしまうよ」
「あっ… そっか…ごめん」

途端に保健室が静まると、今度は、キーボードを叩く音が響く。
聞こえて来る方を見ると、二人を眺めるレイガも椅子に座っており、膝に黒いノートパソコンが乗っている。

「雹冴さ…」
「Usuallyで構わないよ」
「…じゃあ、雹冴。それ、持参したのか?」

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186:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 00:49

「Yes。よくこのPersonal computer…
 PCで調べているのさ。もちろんGameもしたりするよ」
「ゲーム… 得意なのか?」

レイガに訊いたはずだった言葉は、アインから返ってくる。

「うん!レイ兄、ゲームすっごく上手いんだよ!それに強いの!」
「…へぇ」

自分で訊いておきながら興味のなさそうな反応を見せ、野菜を頬張る。

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187:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 08:45

「ごちそうさま」

数分後、両手を合わせ、そう呟く声がする。

「飛館、雹冴… 俺は食器を返しに行く。ここにいるのか?」
「う〜ん、いようかな!葉民君起きるかも知れないしっ」
「分かった」

おぼんを持って保健室を出ると、ふと、一つの『言葉』が脳内をよぎる。

『 lvyの事か 』

(…あれ?)

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188:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 08:57

(Ivy… 蔦…)

『 葉民君に何かあったのか 』
『 うぅーん。よく分からないけど、『葉民君が倒れた』って事は、モエちゃんから聞いたんだー 』

あの時点では、雹冴は葉民に何が起きたのか知らなかったはずだ。

『 モエって… 相路だよな? 』
『 そう、相路 モエちゃん。 』

この後に、思い出した『Ivy』が出て来る。

相路をそう言う『ニックネーム』で呼んでいる可能性はあるが…。

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189:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 09:09

(その発言後の飛館の反応…)

『 え? うん、多分そう 』

雹冴が相路と接点があり、話題にでもなれば、そのニックネームを聞くだろう。
しかし、あれは多分、理解していない返事。

『 同じクラスで、意気投合したの 』

それに、相路の存在を雹冴が知っているなら、飛館がそれを話す理由がない。『相路に会った事を言ってない』なら、また別の話ではあるが。

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190:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 09:18

いや… 多分会ってないはずだ。

今日の朝、

「おはよぉ〜!フレアクラスの一員として、よろしくねぇ!」

何て、言って訪れた少女。
やけに声が大きくて、無駄にテンションが高い。そして面食い。

あの声なら会話しても目立つ。けど、雹冴と会った様な声は聞こえなかった。

(…さっきの事を知らず、蔦何て言葉が出て来たのは…)

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191:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 09:41


『あの事』を 知っているから。

「…」

雹冴がそれをどこまで知っているのかは分からない。

だけど、

(もう一度『あれ』が起きてしまった時…)

それは『協力な力』に匹敵するモノになるかも知れない。また、『あの記憶』に、塗り潰されるかも知れない。

(俺は…)


闘う。今度こそ…。

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192:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 22:26

#17 

食堂。夕食を食べようと訪れる生徒の数は、先程とあまり変わっていない。

「…」

ミコトは、騒がしい食堂からすぐに出ようと、食器を素早くかごに入れて行く。

「ミコト。チョウカ… どう?」
「…砂弓…」

そんな気持ちを持っていた中、ミコトはサツキに話しかけられる。彼も手におぼんが握られており、食事を終えた様だった。

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193:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 22:35

「…葉民はまだ起きてない。今、保健室には飛館と雹冴がいる」
「そっか、速く起きるといいね」

食器を片付けながら、たわいない話がだらだらと続く。

「何か… 夢でも見てるのかな?」
「それはどんな夢なんだ?心地のいい夢か?」
「いやー… そこまでは分からないな、あははっ」
「夢何て、ただの幻だろ」

「「…」」

それを続けた結果、二人は相手の事を『温度差がある相手』と認識した。

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194:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 22:47

あの騒動が起きる前は、『実戦練習の相手』と捉える事が出来たが、いざ『友人』として見ると、なかなか合わないものである。

「…そうだミ」


「剣崎くん!会いたかったよぉっ!」


「「!?」」

重い空気を切り裂いたのは、「空気を読め」としか言えない、テンションの高い声。

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195:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 22:58

長い髪を上でまとめ、ハートが見えなくもないたれ目の少女が、ミコトにうっとりとした眼差しを向ける。

「はぁ〜… かっこいい…」
>「…誰?」

本人に聞こえぬ様、極力小声で、ミコトに正体を訊ねる。

>「相路 モエ… フレア所属の…」

「はいっ!わたしはっ、
 フレアクラスの相路 モエでぇ〜っす♪」

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196:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/20 23:07

周りが騒がしいのもあり、聞こえないと思っていた言葉が、急に自己紹介へと変わった。

「へぇ… 相路 モエちゃん。オレは砂弓 サツキ。グランドクラス所属だよ」
「……」

急に厳しい顔を浮かべたモエの瞳が見開かれ、サツキをまっすぐ捉える。

あまり手入れされておらず、好き勝手跳ねる金髪。草原に似た黄緑の瞳は細く鋭い訳じゃないが、彼なりの意思が秘められている。

「…サツキさま!」

それも束の間。むしろ『嵐の前の静けさ』なのだ。

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197:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/21 17:20

「えっ?」
「ん〜最高っ!やっぱり学園生活は、こうじゃなくっちゃ〜!共同生活、偶然から始まるラブ・ストーリー!昼ドラレベルの泥沼ハイスクールラブ…

 これはっ!新たなストーリーの幕開けだぁっ!」

一度燃えてしまった炎は、その火が消えるまで燃え続ける。

>「…ちょっとミコト、どうにかしてくれない?」
>「容赦しないけど」

圧倒的温度差を前に、二人は小声で話していると、それを聞いていた少女が口を挟む。

「ちょっとアナタ」

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198:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/22 00:03

「はいっ?」

束ねた長い桃色の髪をなびかせる少女は、クセになりそうなパキパキとした口調で三人に割り込んで来た。

「もう少し美しく振る舞えないの?」
「あ、ご、ごめんなさ〜い…」
「…私は武織舞 マリア」

しゅんと肩を落とし、先程までの炎は、あっけなく消された。


「本当の『敬愛』と言うのは、ただ溢れる感情を一方的にぶつけるものではございませんの」


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199:ヴぁん☆撃レクイエム◆BAeyNoo8tvSS
02/22 00:14

口調と、流れが変わった。それはしっかりと感じる事が出来た。

佇むミコトに狙いを定め、だらんと伸びるミコトの右手を、左手で強く握る。それはマリアの胸元へ運ばれた。

「私はアナタと共にあります。
 それは渦中であろうと、変わりません!
 そうでしょう… 何…だっけ?」

いい感じに思えた台詞は、後半で台無しとなる。

「…俺よりも敬愛しやすい人がいるだろ」

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