スレ一覧
┗109704.ストーリー思いついたけどスレ立てるほど長くないってやつ

||次|1-|新||
1:さすらいの名無し
12/22 20:21

ワイやで
短編やら長編やら勝手に書いてけ

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集][管理]
473:さすらいの名無し
02/09 07:47

しかし、そうと仮定してなぜ妹は自分の心を占めたいのか姉には疑問が浮かぶ。

両親共に仲が良く、また姉妹である自分たちも特に仲が悪いわけでもないので、家庭に原因があるとは考えにくい。

ならば学校で何か問題があるのかと問いても答えはでない。別に友好関係が崩れているわけではないのだ。事実、よく友達を大勢連れてくる。そんなこと、関係が崩れていたら出来ないだろう。


「撫でる、撫でる、...あっ!」


テストで96点取った!?凄いじゃないか!父さん嬉しいぞー!撫でてやる!






「撫でろ」

「...」

「撫でろ」

「...撫でろ。」

「!?」

家に帰ってくるまでに姉は何か考えたのか、撫でろと命令してくる妹に、逆に撫でろと命令返しを決行した。

「な、なんだとぉ〜...!」

ぐぬぬと悔しそうな表情を浮かべる妹。

「うぅ...」

今度は弱気になる妹。

「父さんだろ。分かるよ。」

「...うん。」

「ヤクザみたいな顔してるもんな、分かるよ。」





「父さん」

「なんだー?」

「妹撫でるのやめてもらえる?」

「...!!?!?」

「撫でられるの恐いんだって、笑ってる父さんの顔が『人を残忍な方法で処刑しそうなヤクザ』に見えるらしいよ。」

「だから笑顔の練習してきて。」

「はい...



うぅっ...ぅ」



「...んー、我が妹よ。」

「っ!?」

「ごめんな、恐い思いさせちまって。」

「...うん。」



「許す。」



ニッコリ、そう笑った。



終わり

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
474:さすらいの名無し
02/09 13:03

単純に父親に撫でられるのが恐いオチ

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
475:さすらいの名無し
02/09 17:54

真相?


家に帰る途中、姉はこう考えたのである。

「父さんに撫でられることがトラウマになった妹は、撫でられ慣れるために自分に撫でさせた。が、父さんの顔がフラッシュバックして、思わずやめろと叫んでしまう。」

「しかし、普通なら一回やって終わりなことを、何回も求めてくるのは変だ。」

「でもそれは、慰めがほしいからやること。」

「あの話を見て思いだした。」

「かつて自分も父さんの顔を怖がって、密かに母親に泣きついていた時期があることを。」

「今の妹は、慰めがほしいのだ。だが、素直じゃない。恥ずかしくて言えない。」

「なら慰めず、ここは自立を促そう。」

「こっちから撫でろと言う。自身が苦手としているものに向き合わせるのだ。」

「多分妹は練習に付き合ってくれなくて悔しがるだろうが、ここは妹のため。」


「...やるかぁ。」



おわり



(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
476:さすらいの名無し
02/12 16:35

書くぞ


よくある剣と魔法のファンタジー世界。
古代には魔物という強大な種族が存在していたが、人類が総力を挙げて殲滅した。

その時人類の武器となったのが魔法と剣。
魔法は人の体内に宿る気、魔力を外側に出して様々な現象を起こす。
剣は魔物の首を掻っ切る為に用いられ、魔法との組み合わせで強力な武器となる。

そして今、魔物がいなくなった人類は、争いをしている。魔物は人にとって脅威だったが、同時に人が団結する為に必要な存在だったのだ。



ここに一人、剣を作り売る者がいた。
その人は、間接的に世界を救うことになる。





「できた」

「うるか」




「ん、ここは剣の売り場か...」
先程書いたように、剣は魔法との組み合わせで強力な武器となる。この世界では剣の需要は非常に高い。

剣の売り場は市場である。
良質な剣あればすぐさま買い手が飛びつき、時には競りが行われることもある。

今日人気なのは、『魔力吸収の剣』。
相手の魔力を吸収し、自身の魔力とすることが出来る。更には、自身が発した魔法の魔力を回収することも可能という。

「売ってくれぇっ!」

「その剣は俺に相応しい!」

「なんだと!俺が一番この剣を上手く使えるんだ!」

「みんなやめろ!ここは競りで決める!
さぁ、どいつが一番高くこいつを買ってくれるんだ?」


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
477:さすらいの名無し
02/12 17:11

結局、競りを制したのは「俺に相応しい!」と言った男。

「あいつ金だけは持っているからなー。」

「親が富豪なんだ。ありゃかなわん。」

「しかし、腕の方は...」

「からっきし。悲しいねぇ。」

「そうなの?あーあ、なんか良いもん買えるかと訪れてみたが、ああいうのがいたんじゃ駄目だな。」

「おっ、お前ここは初めてか?
競りに負けた者同士、とりあえず酒でも飲もうぜ。」


妬みか嘲笑か、競りに勝った者に浴びせられたのは罵倒。




「...俺だって分かってる。
この剣は俺に相応しくない、俺には安物がお似合いだ。」

「だけど違う。相応しくないからこそ手に入れたんだっ...!いつかこの剣のような他者から求められる、尊敬される存在になりたいから...」

競りを制した男はポツリ、呟いた。


「なれ なれ」


どこからか声が聞こえる。
振り返ってみると、そこには他の売り手と同じく床にシートを敷き店を構えている少女の姿があった。

「なれ...だと?」

とつぜん言われたことに困惑する男。

「なれるよ」

「...俺がか。」

「うん」

少女は話しながら、一本の剣を取り出す。

「これは」

「ひきわけのけん」

「あいてとかならずひきわける」

「相手と...必ず引き分ける?」

男は驚愕する。そんな力があるのかと。
運命や因果を操りでもしなければ、必ず引き分けることなど不可能である。魔法でもそんなことは出来ない。

しかしこの少女は言い切ったのだ。

「...っ」

ゴクリ、喉を鳴らす。
そんな物、あるわけないだろうとひと蹴りされるような、冗談のような力を持つらしいこの剣。

皆、嘘だと言って相手にしないであろうこの剣。男はーーー






「なんで買ってしまったんだ...」
買った。異常に欲しくなってしまった。


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
478:さすらいの名無し
02/13 08:13

「むりょう」

少女はこの剣を無料で売るという。
今思えばあの一言によって買ってしまったのかもしれない。

妙である。低価格で売るならまだしも、無料で売るなんて、普通じゃ考えられない。やはりこの剣は安物で、少女の言葉ははったりだったのだろう。

家に帰ってきた男を出迎えたのは、メイドである。優しく、しかし厳しい。
男の家のメイドは教育係の側面が強く、非常に家族との距離が近い。
なぜかと言えば、男の家は代々将軍や武将を輩出する名家であり、「人の上に立つ者に相応しい振る舞いをしろ」という教えがある。

それ故にメイドは悪い癖などの矯正の為ならば、意見を出すことが許されている。

そんなメイドから男に対して言葉が投げかけられた。

「なぜ、そんなに剣を漁るのです?」

「剣ならば沢山持っているのでは?」

「あなたは強欲です」

「今一度、自身を戒めるべきです」

当然である。メイドから見れば、この男は剣の腕はからっきしな癖に剣だけ多く持っている宝の持ち腐れを体現したような人間なのだ。

「分かっている、だが...」

しかし、男はただ強欲で剣を漁るのではない。

「ただ衝動に駆られ買っているんじゃない。
家族を守って、人を守る。それを成す為に様々な剣を買って研究しているんだ。」

「見てくれ、炎の剣と水の剣を融合して、炎と水両方の力を合わせもった剣を作った。」

男は剣同士を合成して新たな剣を作ることに成功した。剣を合成できる者は稀で、しかも炎と水。正反対の物を融合させるなど、困難を極める。

「なるほど、あなたは剣を融合し作り出す為に買っているのですね。」

男には、剣を融合させて新たな剣を作り出す才能があった。だがー

「いや、それもあるが、やっぱり剣の腕を磨きたいからだ。様々な剣を知れば、何か腕を上げるコツが見つかるかと思って。」

「やっぱり将軍や武将として、強くないといけないしな。」


「...」

惜しい、非常に惜しい。剣を融合させるという稀代の才能がありながら、名家の道を進む。この家に生まれていなければ...メイドは想う。

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
479:さすらいの名無し
02/14 08:14



その後、夕方家族と食事を楽しんだ男は、鍵付きの個室に戻りベッドで穏やかな眠りにつく。





深夜。
キー、キー...と何か聞きなれない小高い物音によって目覚めた男は、辺りを見渡す。
鍵を開け個室から出ると、音の正体であろう影が見える。剣の切っ先を床につけながら歩く人間の姿が見える。

「誰だ...?」

小声。しかし、深夜がそれを大声にする。
気づかれたのだ。
後ろをゆっくりと振り返る謎の人間は、こちらに一直線に向かってくる。


間違いない、あれはこちらを殺しに来ている。


すぐさま個室へ戻り鍵を閉めた。これ以上何も出来ない。絶望的であった。あちらは剣、こちらは素手。もし戦うとなれば、十中八九どころではすまないくらい不利。

そしてその不利は来てしまった。
鍵を打ち破り、出てきたのは



『そうなの?あーあ、なんか良いもん買えるかと訪れてみたが、ああいうのがいたんじゃ駄目だな。』



あの時自分に罵倒を投げつけた者。今は盗賊である。


「こりゃどうなってやがる。
安っぽい剣しかないしよぉ、しかもあいつ裏切りやがった。」

「おい!お前、剣はどこだ?
あるんだろうたんまりと。一級品の剣がさぁ!よこせ!」

「...お前には渡さない。」

「何..,?」

「持ち主は俺だ。
お前には渡さない。」

「だーはっ!
おっ、お前が持ち主だなんてっ...ぷっ...ぷぷ...」

「哀れなもんだなぁ、剣が泣いているぜ。
お前は持ち主に相応しくないんだよ。」

「腕がからっきしな人間が持っていてもしょうがないだろう?」

「確かに、剣使いとして今の俺ほど相応しくない人間はいないだろう。」

「だからこそ手に入れた。
いつかこの剣を使えるようになるまで努力するよう決意した。
そして、使えるようになるまで剣の切れ味を鈍らせないことが出来る人間は、



俺しかいない。
剣使いではなく、所有者として今の俺に敵う者はいない。」

「...ほーん。そんじゃ、決意見せてみろよ。」

そう言って剣を向ける盗賊。
個室の中、リーチはあちらが圧倒的に長く、逃げようにも後ろから刺される。

ならば、もっと近づくべきである。

「っ何!?」


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
480:さすらいの名無し
02/14 16:15


驚いた。逃げ出すと思った。
真っ向から勝負を挑まれるとは思わなかったし、挑まれてもこちらが圧倒的優位で、絶対勝てるはずだ。



「て、てめっ...」

男の予想外の行動は盗賊を怯ませる。
剣を振る前に男の突き拳が届く。突かれて倒れた盗賊は素早く身を起こし、剣を突き出す。

男は突きを避けるが、完全回避とはいかず僅かに傷がつく。

突き同士の戦いで、男は傷が付き、盗賊は身を打った。

両者は睨みを利かせ、攻めの機会を伺う...が、突如として第三者が登場する。



「貴様か!家を荒らしたのは!」

「父上!?」

「やっべ!この剣いらね!」

扉登場したのは男の父。
男は驚き、盗賊は剣を捨て素早く逃げ出す。しかし父に捕らえられ、あえなく盗賊は逮捕された。





十年後、男はこの混沌とした世界を救い、平和をもたらす。
その傍らには、かつて男の剣を盗もうとした盗賊の姿があった。
捕まった盗賊は全てを話し、仲間も捕らえられ数年間刑務所で過ごした後、男に仕えた。

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
481:さすらいの名無し
02/15 08:11



「...」
争いを最小限に抑えて、他国と交渉で和睦や協定を結んだこの男は、かつて盗賊に襲われた時のことを回想する。



『これは...』

当時、盗賊が捕まった後のことである。
盗賊が捨てた剣に男は見覚えがあった。いや、忘れるわけがなかった。剣の売り場にて少女が売りつけた、見た目が安っぽいどこにでもありそうなうさんくさい剣。

『引き分けの剣...』

そういえば、と思った。
男はこの剣に妙に惹かれ、いつもの保管場所とは別のところに置いたのだ。
それがまずかったのか、盗賊に発見されてしまった。

そしてどこにでも売ってそうな見た目なだけに、今までこの剣だと気づかなかった。男はとんだ不覚をとったのである。

しかし、それが功を奏したのも事実であり、盗賊がこの剣で戦ったからこそ戦いは引き分けで終わり、盗賊は捕まったのである。


『ありがとう...ん?』


感謝の言葉を述べる男はあることに気がつく。その剣の刀身には『引き分けの剣』と
と彫りが入っているのだが、、柄の方にも彫りがあり、そこには、この剣のもう一つの名前が彫られていた。






『ひきわけのけん
惹き分けの剣』



終わり


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
482:さすらいの名無し
02/15 22:39

オリジナル仮面ライダー思いついたから書いてみる


マンションの一室で話す二人の大学生女子。
一人は活発軽快のアグレッシブ。もう一人は不動重厚の思考回路。

「出来た。」

「何これ?」

「メタモルフォーゼシステム。」

「メタモルフォーゼシステム?変身すんの?」

「そう。変身すれば超人的な力を手に入れられるシステム。」

「なんでそんなシステム作ったのよ?」

「怪人...って、知ってる?」

「あぁ、数年前に都市伝説投稿サイトで話題になったやつか。確か、とある一枚の写真に異形の者が写りこんでいて、捏造とかコラではなく本当にいるって騒然となったアレでしょ?」

「...恐ろしいことに、その異形の者に私は遭遇したんだよ。」

時は遡って数ヶ月前の深夜。
メタモルフォーゼシステムの開発者である彼女は、バイトの仕事を終えて帰る途中だった。
「何...?」
彼女が歩いていると、千鳥足で歩く人の後ろ姿が見えた。最初、彼女は酔っ払いかと思ったが、そんな考えはすぐに吹き飛ぶ。






歩く速度がおかしかった。



キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるミチミチミチミチみちみちみちみちチチチチチチチちちちちちちちちちちちちちち



「あの時の光景はトラウマ。
人が千鳥足で、おかしなスピードでミチミチと音を立てながらその体をこの世のものとは思えない何かに変えるんだもの。」

「私はすぐに隠れた。
あんなわけの分からないものと目をあわせたくなかったからね。あの『何か』は周囲を見回していたけど、隠れていた私は見つからなかった。
あの時見つかっていたら、私はどうなっていたかを想像するとゾッとする。」

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
483:さすらいの名無し
02/16 07:49

「で、また遭遇して襲われたら怖いし、念の為にこのメタモルフォーゼシステム、通称変身ベルトを作ったってわけ。」

「へ、変身ベルト...?
確かにベルトだけど...なんかゴテゴテしてるなぁ」

「それでこれをつける人間は...



あんたね」

「はっ!?」

「そもそも、私があんたを何の用も無しにここへ来させると思って?」

「そりゃまぁ...他人が来るのを猛烈に拒むあんたがわざわざ呼ぶあたり何かあるかなーと思ってたけど...だからってこれはないでしょー!
これつけて怪人とやらと戦えって言うの!?」

「うん。ちなみに怪人の居場所は分かってるから、今からそこに行くよ。」

「待って待って!いきなり倒すべき敵って決めつけるのは...」

「これを見て。」


く、来るなぁぁぁ!!!

あっ...

バリバリバリバリボリボリ


カメラのビデオには人を殺し喰らう怪物の様子が写されていた。

「撮影者は不明。たまたま道を通りかかった私がカメラを見つけた。現場にはカメラだけ。
今思えば見なければ良かったと後悔してる。」

「...おそらくだけど、撮影者は死んでる。」

「」

「流石に精神的ショックが大きすぎたか。」


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
484:さすらいの名無し
02/16 08:08




「...


分かった、戦う。」

「っ!切り替えが早くて助かるよ。
さぁっ...行こう。」

「...」



「なんで先に変身するねん」

「なんでバイクで行くねん」

「車持ってないし、いきなり怪人と対峙しながら変身したら力を制御できずに負けるだろうから力に慣れてもらおうと思って。」

「そういえばこの変身時って、力とかどのくらいあるの?」

「スペックはこんな感じだよ」


パンチ力:30トン

キック力:50トン

跳躍力:70m

走力:100m 0.005秒

特殊能力1:進化する。

特殊能力2:感情をエネルギーにする。この能力により本来のスペックより更に強くなる。

「...つまり、今バイクで相乗りしているこの状況。運転してるあんたにしがみついてる私が力込めたらあんたはミンチになるってこと?」

「...やっぱ降りて。」

「はぁっ!?て、てめっこのっ...お、お前が変身しろって言ったのにその言い草はなんだ!」

「こわい」

「だーもうっ!私を信じろ!
大丈夫、ミンチにならないよう頑張るから!」

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
485:さすらいの名無し
02/17 08:19



工場

「ここかぁ...」
「どこにいるの?」
工場へ辿り着いた二人は、中へ入り怪人を探していた。この工場は稼働中のはずだが、中には誰もおらず寂然としている。

「おそらくどこかに潜んでる。
私はこっちを探すから、あんたはあっちを。

じゃあね。」
そう言って走っていく思考回路。
この言葉に、活発軽快は違和感を覚える。

「さっきから何かおかしい...というか怪しい。無理やり変身者にしたり、」


『これをつける人間は...あんたね。』


「やっぱ降りてなんて言ったり...」


『...やっぱ降りて。』


「...」

『こわい』


「っ...!」





一方

「もう、だめだ。私はお前に食われる。」
「だけど、お前が私を食った所で今度はお前が食われる番になるだけだ。」

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
486:さすらいの名無し
02/17 15:32


...

........


「見つかった?」

「...。変身、どう解いたら良い?」

「変身?それはこうやっ」

腹が貫かれた。

「てててててててぜぜぜぜぜぜぜぜぜなななななな」

「...」

「あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなた」

「...」


キュルキュルキュルキュル、音を立てながら姿を変えた。




「ガアァアッ!!!」
そこには、怪人がいた。


「...珍しくブレブレだったね。
装着させて私に殺させようとすれば、やっぱ降りてだのこわいだの言うんだもん。」

「そんなに、怪人に心を食われるのが怖かったの?」

「...もう、聞けないか。」
怪人は悶え苦しんでる。






「うらあぁあぁあああっ!!!」
叫んで、殴って、そして、




食らった。


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
487:さすらいの名無し
02/17 19:55



このシステムは進化する。
進化、すなわち怪人を食べられるようにすること。
怒りの感情が昂ぶり、一片も残さないように女は願った。システムはそれに答えたのだ。


ブチッ
クチャクチャ

「はあぁああぁんむぅぅガアァアァアッ!!」

雄叫びを上げながら食らうその姿は、まさに怪人。




女は怪人となったのである。
全て食い終わった後、ふと我に返った女は言葉も出ず、呆然と地面を眺める。
「...ぁ。」




数時間後。
女はフラフラとマンションへ歩き出した。
彼女のバイクを担いで。
バイクには、マンションの鍵が置いてあった。



マンションに着いた女。
鍵で扉を開けて、呟いた。
「ごめん...なさいっ...」
扉を閉めて、部屋の隅で独り泣く。


こんなはずじゃなかった。
いつからか知らない。けど、怪人になっていて怯えていたあいつを救う為に殺したのに、なんで自分は食ってしまったのだろう。
これじゃあ怪人と同じじゃないか。

「っ...ぅうっ...」
顔を上げて啜り哭く女。
そんな女の目に、ある大きな紙が姿を見せる。
その紙には、こう書いてあった。


手紙
ビデオの撮影者の正体は私。
あの時、私は怪人と戦った。戦わなければ生き残れないから。
怪人は弱っていたようでなんとか倒したけど、死ぬ寸前怪人は私に一つ卵を植え付けた。その卵は成長し怪人となって、いずれ私を内側から食い殺すだろう。
だから私は変身ベルトを作って私を殺し、怪人から人を守れる者を探した。
そしてそいつがあんた。

あんたは馬鹿でポジティブっぽいしなんとかなるって思ったから選んだ。
多分読んでるころには私は死んでいると思う。勝手に選んじゃったけど謝らない。だけどお詫びにバイクを譲る。あんた免許持ってるくせにバイクないからちょうど良いでしょ?


「...」
いつ書いたのかは知らないが、彼女は女がマンションへ戻ってくるのを予測していたらしく、ここに置いていったらしい。
しかもどうやら気分が悪くなるのも読んでいたらしく、妙に挑発的な文で発破をかけてきた。

「っ...!」

さらに、裏にはこう書かれている。


『やってくれ』

自分を殺ってくれ、使命をやってくれ、いくつもの思いを込めたのであろうこの言葉。
この言葉が、彼女を奮い立たせた。


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
488:さすらいの名無し
02/18 08:14




街灯もない夜道、一人の少年が怪人に襲われていた。
「く、くるなぁっ!」
もう終わりか、そう少年が覚悟した時、



一筋の光が怪人を吹き飛ばした。
「大丈夫!?」
光から降りたのは、女性。
「っ!」
女性は怪人の攻撃から少年を庇い避ける。
「このままじゃ埒があかない...


...よし。君、バイクに隠れて!」

「う、うん!」
言われるがままにバイク、すなわち光に隠れる少年。

「変身ッ!!!」
女性の体が光に包まれる。
輝きの先に現れたのは、

「あれはっ...」
都市伝説で有名な怪人と戦う戦士。
全身を謎のスーツとマスクで覆っている。
密かに覗いていた少年はその姿を見た。




どういう存在なんだろう?
怪人と同じ存在じゃないか?
何者なんだ?


「ライダーパンチ!」


私は怪人と同じ存在。
ただ違うとすれば、




「ライダーキックッ!!」




人を食らわない。
その為にマスクを着けている。
ヒーローを演じる為に、スーツを着ている。
そんな私を人はこう呼ぶ。



「仮面...ライダー...」
少年は、その名を呟く。



終わり


(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
489:さすらいの名無し
02/20 23:12

書くぞ


504 Gate way time out
インターネット上でサーバー同士で起こるエラーがあった時に出るメッセージ。
これが出てる間は繋ぎたいところに繋げなくなるが、基本待てば直る。
つまりそんな大事ではないのだが...



も し イ ン タ ー ネ ッ ト が 生 活 場 所 な ら 、 ど う な る ?




今より科学が発達した世界。
その世界では、皆インターネットの中にいる。人は完全に電子生命体となり、インターネットの中で生きているのだ。
寿命もなく、空を飛んだり、魔法使いになれたりする。二次元の美少女にもなれます。すげぇ!

電子生命体となった人類は心臓の代わりにサーバーを持っており、サーバーを繋げることによって会話やコミュニケーションが取れる。言語が違っていても話せる。
上記のことも、こいつがあるから成せるのである。

だが思いだして欲しい。
504 Gate way time out、このメッセージの意味を。一時的にサーバーが繋がらなくなるということは、この世界では一時的に他の人と会話が出来なくなるということであり、それは起こりうることである。



そしてそれが、まずかった。

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
490:さすらいの名無し
02/21 08:02

何がまずかったか、それは話せなくなることによって起こる人間不信。
具体的には繋がらなくなることによって片方が片方を認識出来なくなるのがこの現象。
サーバーが繋がらなくなった時、インターネットの場合メッセージが出るが、この世界ではメッセージが出ない。
認識されない方は「無視されている」と考えるのだ。
もちろん、すぐにまた話せるようにはなるが、無視されていると考え不信に陥った人間は他者に対して危害を加えるようになる。
危害を加えられた人間は人間不信になり別の人間に危害を...と、どんどん人間不信が広まる。

ここで疑問が浮かぶ。
「なぜそんな簡単に危害を加えるのか」
いくら無視されたからと言って、そう簡単に暴力を振るうか?






だが考えてほしい。
今の世界、ネットでは多くの誹謗中傷が書かれている。現実では良心、抑制が働きやすいが、ネットではそれらは働きにくい。なぜなら顔も見ない赤の他人。現実で襲われることはない。だからこそ暴力的になるのだ。
ネットで見せる暴力的な姿こそ人の本性なのだ。
この世界は、なんでも出来る。
それこそネットで気軽に誹謗中傷を書くような感覚で人に危害を加えることも出来てしまう。

人から人へ連鎖する危害は、この世界をサバイバル空間に変貌させた。今もなお、続いている。





これは創作だ。
しかし、原因は全てネットの延長線上なのだ。認識出来なくなるのも、サーバー同士のトラブルが起きることの延長線。
危害を加えることも、今のネットの誹謗中傷の延長線。
全て現実で起こっていることの拡大でしかない。忘れないでいてほしい。小さなことでも、拡大すれば大事になるということを。



あなたはほんとうにぼうりょくをふるわないといえますか?



終わり

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
491:さすらいの名無し
02/22 12:29

書くぞ


ボレロ。
誰でも一度は聞いたことがあるだろうこの曲。静かに始まり、途中からさまざまな音が重なりあい、最後は騒がしく終わる。
ボレロのポイントは、この過程で最初から最後までずっと同じリズムを刻むスネア・ドラムにあると言われている。





時は遥か未来。
科学が進歩し、その影響か人類は超能力に目覚めた。具体的には、身体能力を数倍に上げたり、手から水やら炎を出せる。
使い方を間違えなければ問題なく、生活を快適に過ごせるこの力だが、使い方を間違える人間も出るわけで。
しかもこの力は赤ん坊にも発現するのだ。
使い方も分からない者が使えば、周囲や自身を傷つける恐れがある。その為、能力を無力化するカプセルの中に赤ん坊は入れられた。

使い方を間違えないように学校でも能力の使い方の指導が行われた。





だが、世界はその力を戦争に使った。

(iPhone/Gecko)
[返信][削除][編集]
||次|1-|新||
[HOME]

- XRIE -